信頼は脆い

ああ、ぼくは土曜日にまで会社へいって何をしていたのだろう。

 

今日は出勤日であった。

 

誰よりも早く会社に着き、誰よりも遅く会社を出た。

 

ああ、ぼくは何をやっていたのだろう。

 

今やっておかないと週明けどうしようもなく時間が足りなくなるからだ。

 

せかせかと積みあがったタスクをひとつずつ減らしていく。

 

今を生きるということでいけば本当は早く会社を脱出するのが正解だ。

 

ただお客さんへ最終的に影響が出てしまう。

 

そこは防ぎたいという思いがあった。

 

責任感であろうか。

 

交わした約束は守りたい。

 

ぼくの根底にある強い思いかもしれない。

 

積み上げられてきたお客さんとの信頼はもろく、崩れ落ちるときは一瞬である。

 

仕事というのか、ビジネスというのか、難しいな。

 

友達との関係も同じである。

 

金貸してなどと言った瞬間、相手との関係は断たれる。

 

約束したことを守れない人に次はない。

 

厳しい世の中である。

 

ひとつひとつ、真剣に立ち向かっていかなくては自分個人の信頼は増えない。

 

信頼は見えないが、こつこつと積み上げるほかない。