逆張り

他のみんなが参加しているなか、ぼくひとりだけが不参加の意志を貫いた。

 

それだけの行動力があった。

 

支店内でぼく以外の全社員が参加だ。

 

ぼくはそれだけの圧倒的プレッシャーの中でもブレはしなかった。

 

飲み会なのだ。

 

一度経験しているものである。

 

知っているから終わったあとの虚無感も知っている。

 

はじめから不参加であれば後悔せずにすむ。

 

やって後悔するのと、やらないで後悔するというのがある。

 

一番いいのは、やって後悔しないことだ。

 

これは不参加という行動をとることを後悔しないということが最適解だ。

 

やって後悔することなんてたくさんある。

やっておけばよかったと、やらない後悔もある。

 

自分を貫けることができれば、やって後悔しない。

 

参加しない勢力に参加したわけだ。

参加することに意義があるのであればこの勢力に参加することも意義がある。

 

時間は有限であるからこそ、飲んでいる場合ではない。

それも誰と飲むかって同じ会社の人とか同業者の知り合いでもない人が一緒にいる空間だ。

 

苦じゃないと思うのは別にいいが、時間は平等に過ぎていくことは決して軽視してはいけないと思う。

 

まあ各々の自由意志に任せるというところに落ち着くだろう。

強制の行事でないならそれぞれが最適と思える時間の過ごし方を求めていいのだ。